ある日の総合病院での光景。
会計の順番待ちをしていたら、華鈴の後方から
「ちゃんと周り見て歩きなさいって言ってるでしょ!」
と叱る声。
そちらを見ると3〜4歳くらいの女の子が、近くにいたおじさんに
「ごめんなしゃい!」
と頭まで下げて謝っている。
謝られたおじさん、笑顔で
「いいよ、いいよ」
華鈴が感心したのは
『ごめんなさいは!?』とか言われていないのにすぐに謝ったコト。
きっと普段から
良いこと・悪いこと、悪いことなら
それがどうして悪いのかをしっかり教えているんじゃないでしょうか。
理由も説明しないで『ダメ!』だけじゃ子供も納得しないですよね。
そして会計の時。
自動精算機に診察券を差し込むと請求額が出てきます。
華鈴のとなりでおじさんが支払いをしていました。
何度か「診察券をお取りください。」という機械の声がしたので、隣を見るとおじさんがいません。
すでにいないおじさん相手に、機械が「診察券をお取りください。」と頑張っています。自分の会計を済ませた華鈴は、通りすがりにその診察券を取って一瞬考えました。
「取ったはいいが、どんな人か覚えてないぞ」
と診察券の名前も見ずに、そばにいた会計係の人に渡しました。
一回名前を呼んでそれきりなので、すぐそばに居たみたいです。
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